起動アニメーションが始まらず、途中でウォッチドッグタイマか何かで再起動がかかる。
思い当たることはBusyBox系アプリでLinux標準ツール類をインストールしたこと。シェルでいちいちbusybox mount などとうつのが面倒だったため。
どうやら間違えてbusyboxごと、あるいは必須コマンドを置き換えてしまったらしい。
adbは再起動までの数十秒ほどはつながるので、スクリプトで/system全てをバックアップから書き戻そうとしてみた。
しかし、busyboxがrootをとれていないらしく、/systemをリマウント出来ない。間にシェルを挟んだり絶対パスで打ってもダメ。
zergrushはroot取得explotコードまで動いているように見えるが、やはりリマウントで失敗する。suはsegfault。
というわけで自分のlinux知識では詰みが確定した。
幸運?にもXperiaはブートローダアンロックの必要が無いので素のAndroid2.3.4のまま。SEUSで初期化した。これは普通に成功。
一番心配だったのはGoogleアカウントの二段階認証。Android端末として登録してあったが、結論から言えば再設定が可能だった。
信頼済みPCからなら、新しい個別パスワードは二段階認証の必要なく発行できるので、アカウント名と個別パスワードでAndroidのアカウントを初期化。
同じPCから二段階認証ページにアクセスし、Android端末を削除して、Google認証アプリをインストールして追加し直すだけ。
ただ、もし信頼済みPCが一つも無かったりした場合、電話確認が必要になるだろうから、復活用ワンタイムパスワードを物理的に印刷しておくことにする。(反省)
端末を初期化してPlayストアにアップデート、最初にログインしたあと、30分くらいはPCのPlayストアページに所有端末が表示されない状態だった。
その間、ちまちまとアプリ検索してインストールするのが面倒だったが、その後は問題なくPCからリモートインストールできた。
Link2SDの挙動が心配だったため、root化する前に、PCからSDメモリカードのExt領域を再フォーマットしておく。
それ以外は特に問題なくzergrushとTh_for_locked(ブート時間を延ばす不要なスクリプトなどは自分用に書き換え)でroot化とカスタマイズ。
これでacroはあと?ヶ月戦える。