(これは国内製品よりも個人輸入による中国直販LEDライトも含めた話です。)
明るさはレンズで集めたり近くで測ればいくらでも明るくなる。一方Lmを偽装するのは(少なくとも国内では)明らかに違法になる。
また、LEDの数か多いと、電圧を均一化する過程でロスが増える。また、LEDの半導体の効率を無視してパッケージ数の方にお金をかけているだけなので、コスト的にも良くない。
LEDライトは一気に大電流を必要とするが、内部抵抗の大きいアルカリ電池(マンガンは論外)では、大電流を流すと出力電圧が下がってしまう。
エネループなどの充電池を使い、あらかじめ充電しておく。エネループなどLSDと呼ばれるタイプの新型電池は1年くらい放置しても大丈夫。
LED趣味の人間の間で安価なクラス(2000円くらいまで)のLEDライトでは、電池一本1.2Vから1.5A程度の電流を取り出す(大電流なのでさらに効率は落ちる)。
出来れば単三・二本で駆動するタイプが持続時間的に望ましい。
単4電池は800mAh程度しか無いので、携帯用として常備するならいいかもしれない。
円筒状のLEDライトの底面を工夫して、机の上におけるものが多い。白色が多い天井に反射させて一時的な明かりとして使うわけだ。まあ構造上立たなくても、グラスなりで無理やり立たせればいいとも言う。
レンズ付きで集光能力の高いタイプと、ミラーだけで曲面レンズの無いタイプがあるが、後者が好ましい。
前者は遠くの狭い範囲を照らす場合、例えば、ナイトロードでの前照灯や、警備員が外から窓の締め忘れをチェックするような場合に使える。
後者は広い範囲をほぼ均一に照らすため、真っ暗な夜道などで足元を照らしたり、ものを探したりする時に役に立つ。
殆どの人は、ミラー式でレンズを持たないタイプをまず買ってみる事をおすすめする。
点滅するフラッシュモードを持つ製品が多いが、実際に役に立つことはほぼ無い。遭難した時にヘリに向けて気づいてもらうくらいにしか役に立たない。
100%と10%点灯の強弱2モードくらいで十分。
大抵アルミ製に安価なコーティングがなされている。高級品はそれなりに傷つきにくいが、安物は……。
ステンレスは重いが傷つきにくく、コンクリに落としても内部パーツが割れなければ問題なし。
特にCREE社のLEDは製品ラインによって全く効率が違う。今、明るさを求めて中国直販をするならXM-Lシリーズを狙うといい。
もっとも、室内利用を前提にするならXP-Cといた数世代前でも十分で1000円以下で手に入る物も多い。
Balder SE-1 $28くらい (テールスタンドは非対応だけれどそこそこ安く明るい)
UltraFire C3 Stainless Steel $13くらい (ステンレス製。古いがシンプルで安い。フラッシュがあるのが難点)
あたりが手頃で無難とおもわれる。
(LEDの光を手に当てると暖かく感じるくらい)